⑥1年目【旅行のやり方~失敗しない為に失敗を晒す~②/2】
2016年12月18日日曜日
あらすじ
決死の峠越えをした あかたむ と ざき。
ようやく目的地のホテルについた時、出発から12時間以上が経過していた…
疲労感と不機嫌な気持ちをまた隠す
その日は疲れから二人ともすぐに眠り、
翌朝、豊漁祭りはタクシーですんなりと行けました。
お祭りはたくさん見るものがあり、おかげでケンカもせず、楽しむことができたのですが、
ホテルまで帰りは歩いて帰り、へとへとになってしまい、
私はまた疲労から不機嫌になりつつありました。
ホテルの人へお礼を言って、二人は再度車に乗り込み、
13時頃、再度峠を越えるべく来た道へと車を走らせました。
途中道の駅などに寄り、お土産を買ったりしている間は先ほどの疲労も不機嫌も忘れていましたが、
17時頃に峠を楽に越えた辺りから再度、疲労と不機嫌な気持ちが戻ってきました。
しかし、昨日ケンカしてしまったので、今日はそうならないで一日を過ごそうと思い、私はまた我慢してしまいます。
疲労も不機嫌も出さないようにし、普通を装っていたのですが…
まさかの彼が不機嫌に…!
夜ご飯をどこで食べるかで、
ほとんど初めて来た土地でスマートフォンを片手に行ったり来たりを繰り返し、
その上ガソリンも無くなってきたので、給油をしたいのに、
ガソリンスタンドも田舎だからか19時にはほぼ全ての
スタンドが閉まってしまい、私たちはタッチの差で給油ができませんでした。
この先どこにスタンドがあるか分からない状態で車を走らせるのは危ないと判断し、
その日はその街で泊まることに決め、
まずはどこかで夜ご飯を食べようと車でうろうろ
1時間もしたと思います。
そしてやっと1軒の焼き肉屋に入ったのですが、なぜか彼はピリピリしており、
注文もいつもなら私にどうする?とか何食べたい?とか聞いてくれる所を
さっさと注文してしまいました。
彼がピリピリしていた理由は、
彼は豚丼が良かったのに、私がそれじゃベタだから…と色々と探し回った挙句、
なかなか決まらないので、昼から何も食べていなかった彼は、空腹から、豚丼にすれば良かったのに!と
ピリピリしていたのだそうです。
しかしそんなことも知らぬ私は
えええ!?と思い、私だって疲れてて、不機嫌な気持ちを表に出さない様にしてるのに
なんでこんな嫌な態度をとるんだこの人は
と思いました。
しかし、またケンカになりたくなかったので、
「イライラしなくなったら教えて」
とだけ言いました。
焼き肉屋を出て、車に乗りましたが、彼は運転席に座ったままエンジンもかけずに
しばらく黙りこんだ後、「もう大丈夫だよ」
と言葉を掛けてきたのですが、私はだんまりを決め込んでいました。
なんで怒ってるのかとしつこく聞かれ、
「私だって疲れてるけど、イライラしてるのを表に出さないようにしてるのに、
そっちはそういう風に表に出すし、しかも勝手に注文しちゃって、私はご飯を食べたかったのに。
ご飯とお肉を一緒に食べないと、脂っこいからお腹壊すのに、聞いてくれなかったから」
と答えました。
そこは彼の謝罪もあり、それでおさまったのですが…
結局ケンカしたまま寝る羽目に
その後予定では車中泊スポットへ行き、そこで車中泊をする予定だったのですが、
車中泊スポットがその地点からだとかなり遠いことが判明し、
他の車中泊スポットを探すか、ラブホに泊まるか(安いし、予約も必要ないため)
という話になりました。
どうも彼は車中泊が嫌なのか、ラブホの候補を何軒かスマホで調べ、車を走らせ始めました。
最初の場所は高く、次の場所は立て続けに満室で、最初の場所に戻り、駐車場に車を入れた所で
私が「高いホテルだと、お金がかかることについて、そっち(彼)から批難されたら嫌だ」
と言いました。
すると彼は「予算内だから、ここに泊まる位なら大丈夫だよ」
と言いました。
しかし、私は食い下がり、
「本当は今日車中泊なんかしたくなかったんでしょ?
だから、もともと勝手にホテルに泊まろうと思ってたんでしょ?!」
と我慢していた分も含めた怒りをあらわにしてしまいました。またケンカになりました。
彼は「泊まる予定だった車中泊スポットには温泉があったから、良いと思ってたけど、そこじゃないなら、
あかたむが疲れてるみたいだし、ホテルに泊まった方がいいと思ったんだよ」
と言われ私は「私のせいにするな!疲れてるのは自分でしょ?!」
と怒りました。
彼は、「疲れてると明日の運転きつくない?」と言ってきましたが、
私は怒っていたので「私は大丈夫だ!」と怒りました。
結局、ホテルに泊まりましたが、私は彼とほとんど話もせず、寝ました。
いつもなら折れないけど、旅行限定で折れたら上手くいった
翌朝、私はすっきりと目を覚まし、冴えた頭で考えました。
『このまま怒っていては、この旅行は最悪なものになってしまう。普段なら絶対折れたりしないけど、今回は自分から折れよう。』
そう思い、彼に普通に接し、なんとか仲直りをしました。
翌日は2泊3日の旅行の中で一番からっと晴れ、そのおかげか
もうケンカするエネルギーも残っていなかったからか、
終始ケンカもせず帰ることができました。
しかし、こんな風に何度もケンカしてしまっては、最終日の帰る道だけ仲良くできても
結局後味が悪い旅行になってしまいました。
次回はその教訓を生かし、臨んだ旅行の話をしたいと思います。
続く
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