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【コラム②】社会の中で個人の意見が抹殺された話

私は、人に憮然とした態度をとることが怖い。

怖いというか極端に恐れている。

 

今勤めているバイト先に明らかにおかしい店長がいるが、その店長にでさえ、

接触を極力断つ、もし何か言われたら、さりげなく拒否して逃げることしかできない。

 

本当はもっと堂々と「そんなのは私の仕事ではないですし、

その仕事を代わりに引き受けてサービス残業するつもりも毛頭ありません!失礼します」

 

と言いたい。怒った顔で。

でもできない。

 

 

先生・集団=地位&多数決の有理 に理不尽に攻撃を受けた過去

その原因を探っていくと、どうも小学生の頃の習い事に端を発しており、

先生が私を嫌っていたらしく、何かあると私だけ強く叱責され、

例えお腹が痛かったせいで、サボっていると勘違いされて怒られたとしても、

その先生には聞いてもらえなかった。お腹が痛くて…と言っても

仮病だと思われていた。

 

しかもその習い事では、他の子供達からいじめのようなものを受けており、

それもまた個を無視される原因になっている。

集団や権力で来られると、何を言ってもそれは意見や主張とは取られず、

 

「生意気だ」「言い訳だ」

 

相手にとって都合のいい言葉に変換されてしまい、

そう言われるとなんだかこっちに否があるような気になり、

より何も言えなくなっていくというループに陥ってしまっていた。

 

 

アルバイトでも地位ある者に貶められる

その後、高校生になり、アルバイトを始めると、

そのバイト先の副店長が調子にのったおばはんで、

私的なことに連絡ノートを使わないよう周知しているくせに、

自分で私的なことを書いて、お気に入りの子だけを見るからに贔屓するような人間だった。

 

私はというと、彼女から嫌われ、

態度や、言い方が気に入らないという理由で揉めることになってしまい、

そうなった時、店長に呼ばれ、

「私が悪いような話を副店長から聞いたが、間違いないのか」

と聞かれた。

 

私はそれは誤解だと説明したが、結局は権力のある副店長が

他のバイトに私の悪口を吹き込み、それで噂になり店に居づらくなってしまい、

辞めることになった。

 

その副店長は丁度それより少し前に

連絡ノートに大きな字で、結婚することになりましたぁ~

と書いて辞めていた。最後まで私的使用だった。

 

 

その後、近所のコンビニでアルバイトを始めたが、

ここの店長もまたクズで、自分のさじ加減で急に相手を怒鳴るような男性だった。

 

ある日、電話がかかってきて、私がたまたま店の電話を取ると、

滑舌の悪いおばさんの声で、何か言っている。

しかし聞き取れない上に、その時まだ働きだして1週間ちょっとで

ようやく先輩が着かず、一人でお店のシフトに入るようになった頃だった。

 

電話のおばさんは相変わらず何を言っているのか全く聞き取れない。

なんどかもう一度お願いします、と繰り返すと電話が切れた。

 

その後しばらくしてお店に入ってきた店長に開口一番で怒鳴られた。

「配達のお客さんにどういう態度とってんだ!今度入った子は良くないわね、って言ってたぞ!!」

 

つまり、配達希望の電話だったのか、とその時初めて分かった。

そして、私はそんな電話がかかってくるシステムすら知らなかったし、

今でこそ大手で配達サービスをやっているが、

この時のこの電話はこの電話のお客さんにだけ特別に店長自らが配達に行く

ということをしていたらしく、それ以外には電話が来たことは無かった。

 

しかし私は言い返せなかった。怒鳴って一方的なことを言ってくる人には

何を言っても聞いてもらえない、そういう奴らは聞き入れられない状態なのだ。

でも理不尽なのと、驚いてしまって勝手に涙が出そうになる。

 

そして店長はいいだけ怒鳴ると、事務所へ入って行った。

 

この半年後位には、他のバイトの女の子Aちゃん(すごい嫌な奴)が、私をはめるため(?)に

店長に私にいじめられているという趣旨の相談をしたらしい。

私と一緒にバイトをしていた友達が前にその子がバイト先で問題を起こした時に

きつめに注意したことを根に持っていて、それを友達に直接ではなく、なぜか私に向けてきた

というような状態だった。

 

私はAちゃんより少し遅れてバイトを終え、事務所に着替えに入った。

すると帰るAちゃんとすれ違い、Aちゃんは私を見て、意地悪い魔女みたいな顔で笑った。

なんとなく嫌な予感がし、早く帰ろうといそいそ準備をして事務所を出ようとした。

 

すると店長が急に大声で私の名前を呼び、座る様促した。

何を急に大声を…と思った所、そのAちゃんからたった今話を聞いたところだと言う。

「お前イジメやってんのか!!!!」

 

これこそ濡れ衣だ。

私は彼女をいじめるどころか、彼女は私に様々な嫌がらせをしてきており、

むしろこっちの方がいじめられていると言っても過言ではない状況の中、

自分が新参者だから、と我慢して勤務しているってのに

 

イジメただと…?

さすがに私も腹が立ち、そんなことはしていない、と何とか言った。

しかし店長は「いじめられても居ない奴が、いじめられているっていう訳ないだろう!!!」

と怒鳴ってきた。

 

いやいやいや、そういう女なんですって。友達から前もって聞いてますって。

すっごい性格悪いって。周りの人うまく使って自分はバイト中ずっとサボって

人の男に手を出して前のバイト先に居られなくなって、たまたま友達がそのバイト先に居たから

問いただしたら嘘つき出して、自分以外が悪いみたいなことを言いだして、

友達がその店の店長と相談して然るべき処置をとったって話きいてますって

 

と心の中では思ったが、あまりにも驚き、理不尽に押しつぶされそうになって、

これ一言でも言葉発したら泣いてしまう。

 

でもこいつの前で泣きたくない。

 

そう思って黙って立ち上がって帰り、家に帰ってわんわん泣いた。

その後例の友達にも報告して、友達がAちゃんにそういう汚い真似するなと言ってくれたらしい。

 

高校に入っても理不尽な理由で先生に怒られることがあり、

社会人になっても呑兵衛の店長に酔っぱらってめちゃくちゃ言われたり…

 

ちょっとでも地位が高い奴や、集団になると、個人の意見は無視されるということを

身をもって思い知った。

 

 

話が聞けない奴ら=嵐が過ぎ去るのを待つしかない現実

もちろん今は身の振り方のコツを少しは掴んだつもりだし、理不尽な目に合いそうになったら

こちらもこちらで平和的に解決しましょうよ~という雰囲気を出しながら

言うことはしっかり言うという主張ができるようにはなってきた。

 

だが、それは少しでも話し合いに応じてくれる人間同士の話で、

今まで散々書いてきたような人間たちには通用しない。

嵐が過ぎるのをただ待つしかない。

 

私自身でもうまい回避法を思いつければいいのだが、

残念ながら未だそういった方法は見つかっていない。

 

こういう人間に対しては、不幸になるだろうな。こういう人生なんだろうな。

と相手を落とすことで心のバランスを取るしか方法は無い。

問題は、こういう人間が一定数世の中に存在し、

私と同じように被害をこうむる人間が存在するということだろう。

 

今後また気付きがあれば報告したい

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