【ネタバレ有り】『妊娠17か月!40代で母になる』感想
2017年1月18日水曜日
こんにちは、あかたむです
寒い日は葛根湯を飲むようにしています
すると風邪を予防できる気がします
で書いた、電子書籍で本を読む
ですが、それで丁度読んだ漫画があるので、
感想書いてみようかな~と思います
坂井恵理さんの『妊娠17か月!40代で母になる』
です。
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楽天kobo『妊娠17か月!40代で母になる』
読むことになったきっかけ
同棲を始めてから、結婚のことを考えるようになり、
「結婚=子供って考えよく聞くけど、子供って必要か?」
と思うことが増えました。
まず私自身、子供って好きじゃない。
懐かれたりすると、どうしていいか分からない
子供は自分勝手でワガママが当たり前だが、
それを容認するだけの器は私にはない。
祖母や両親のような親にはなりたくない
過去のトラウマや、ねじれてしまっている自分の気持ちを
修正している最中だから、人を育てたり手本になったりはまだできそうにない
私は彼と二人でいるのが幸せだから、子供ができたら愛情のウエイトが変わって
仮面夫婦みたくなったら嫌
もっと自分勝手に自分の人生を謳歌したい
等々、考えるときりがない!
でも、50代とかになって、やっぱり子供欲しかったとか後悔したらやだな…
とも思っている。
だから、「40歳まで子供産めるって聞いたことあるから、
その位になったら考えればいいや」
という所で落ち着いた。
なので、高齢出産ってどうなんだろう。。。
とアンテナが伸びて、広告で見た今回の本のタイトルが気になった。
という経緯です
前置きが長くなりましたが、次から感想です
まず、個人的な感想であることを前置きしておきます。
登場人物
作者と思われる女性:漫画家、一人旅・酒が好き
その相手の男性:会社員、家事が得意
超絶かんたんな『物語のあらすじ』
39歳で妊娠に気づいた
→女:妊娠しづらい体質だったのにヤッタネ 彼:父親なるとか自信ないけどヤッタネ
→体質が要因で出産はハラキリに決定
→つわりもそんなひどくない。妊婦キーホルダーって対人効果微妙
→父親のせいで子供欲しくなかった。でもできたら可愛いし、産みたいな
→悲しくも死産
→しかしすぐに再妊娠
→出産
→子供カワイイヨー
→END
感想
主人公はリア充だなぁと思った。
友達と忘年会をやったり、ベビー用品のお下がりをもらったり…
一人旅に行ったり、仕事も成功していて、家事が好きで協力的な夫
なんか、私がイメージしている結婚って
母親にやたら負担がかかって、自分の時間皆無になって、
父親は日曜とかだけ気まぐれに子供の世話をするけど、
育児には基本的に不参加
この本はそのイメージを払拭する内容になっている。
でもさ…
同棲してる奴が、みんなリア充だと思うな!ニッポン!(ΦωΦ)
どうしても自分の場合と照らして考えてしまうが、
私も彼も多分、育児となったら協力してくれそうなのって
市や民間のケースワーカーみたいな、
病気の時だけ有料で来てくれる人みたいな(病児育児?)とか…
妊娠したとしても報告する人って彼の両親くらい?
お下がりくれそうな友達とか居ねー(*´~`*)
必要な情報はネットで仕入れ、悩みは知恵袋などを検索して
類似したものを探して気持ちを落ち着け、
あとはカウンセリングで解決!
って感じです。
だから、結局この本の着地点って
・一人じゃない、(頼れる人も居るし、夫もいる)
・主人公自身の趣味が充実、
・共働きで資金面の問題も少ない(産後も復帰できる仕事をしている)
要は環境が整ってる
だから子供育てられる、可愛いと思えるし、楽しいよ!
ってことだよね。
なんとなく、できる人はできるんだろうな。という感じで、
読んだあと、なんとなく気持ちが塞いだ。
でも、最初の子が亡くなっていたという部分を
読んだときに、涙が出た。実際なんでかはよく分からんけど。
ちなみに彼が読んだ時は泣いてなかった。
「可哀そうだなとは思うけど、生まれる前の命をどう捉えたらいいのか、正直分からない」
という意見が出て、私と彼はその後、視認できない生命について議論を交わすことにw省略
さいごに
この本は、実際に妊娠ナウで、高齢出産に不安を抱えている人が読むにはおススメです
私のような鬱々とした非リアが、引き出しとして知っておきたい場合はちょっと違うかな。。。