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約2年カウンセリングに行って『察して!』が消えた

こんばんは!あかたむです

 

同棲とほぼ同時期に通い始めたカウンセリング

約2年通って、察してほしいという感情はほぼ消えました

 

『察してちゃん』歴は10年以上

『私を好きなら察してくれて当たり前だ!』

私は彼と同棲を始めてしばらくはこんな風に思っていました

 

彼の言葉や態度に、自分が嫌な気持ちになっている時

「なんで私が不機嫌になるのか分からない」と言う彼にイライラ

自分で私を傷つける言葉を言ったのに、無自覚って何だよ!

 

と思うことが多く、その度にケンカになっていました

 

ある日、2人で体育館を借りて、

それぞれ運動をしていました。

 

1時間程経過し、私は疲れたから帰りたいけど、

彼はもう少し残りたいと思っているのではないか

と思い、帰りたいと言い出せずにいました。

 

彼に「もう帰ろうか?今日はもう終わってもいいよ」と聞かれた時に

「うーん…でも、悪いし。まだやってていいよ…」

と返してしまいました。内心では帰りたいと思ってるのに。

 

私はもう疲れたし、休んでるんだから、この状態を見て

察しろよ

と思ったのです。

 

彼は私が許可したと思い、また自分の運動に戻ると、

借りていた時間ぎりぎりまで運動をしていました。

 

帰る頃には運動した汗が冷えて、私の体はとても寒くなっていました。

自然と察してくれなかった彼に八つ当たりしたくなり、

「どうして察してくれないのか」

怒りました彼はそれに理不尽だと怒り返してきました。

 

 

言葉になっていない、相手の言外の意味を察しない

後日、その日のことをカウンセリングの先生に話した所、

「あかたむさんは、察してほしいと思ったのですね。

ただ、察するということを繰り返すときりがないんですよ」

 

と言われ、先生の体験談を話してくれました。

先生が弟子として従事していた時、師匠さんのもとに来た

患者さんが帰る際、雨が降っていたそうで、

先生は患者さんに「傘をどうぞ」とビニール傘を貸そうとしたのですが、

その患者さんは、結構です。と断ったそうです。

 

すると、先生は『本当は借りたいのに、遠慮しているのかな?

と思ったそうで、「遠慮しないでさあ、どうぞ」

ともう一度言ったそうです。

 

そして患者さんが帰ってから、師匠さんに

「なぜいらないと言う人にしつこく傘を貸そうとしたのか」

と怒られたそうです。

 

この話をしてくれた上で、先生は私に

 

「傘を借りなかった理由は、遠慮したから、以外にも考えられますよね。

借りても無くすから、とか、返しに来るのが面倒だから、とか、壊したら困るからなど。

 

相手の言葉を言葉通り受け取らないと、いつまでも察するという行為は続き

キリがない。それなら、最初に相手がいらないと言った時点で、その通り受け取れば

そうですか。で終わるでしょう。

 

だから、あかたむさんは彼の言葉をそのままの意味で受け取るようにすれば

楽になりますよ」

 

と言っていた。なるほどなと思った私は早速やってみることにした。

 

 

自分の素直な気持ちで返事をする

ただ、これを実践するのは意識しないと難しく、

相手から「疲れたなら帰ろうか?」と言われると、

「ううん、大丈夫」と答えたくなってしまう。

 

『私のせいで帰ることになったら、申し訳ないと良心の呵責に苛まれる可能性があるし、

私のこと、我儘でめんどくさいと思って嫌いになるかもしれない』

そう思うとなかなか言いづらかった。

 

もし言えても、そのあと何度も彼に「本当は帰りたくなかった?」と聞いてしまったりした

 

しかし、それを繰り返してきた結果、今では「帰ろうか?」とか、「やめようか?」

と言われた時、まず自分の状態を考えてみることができるようになった。

そして心が少しでも嫌だと思ったり、体が少しでも辛いなと思ったら、言葉に甘えることができるようになった。

 

そうすると、彼以外にも、友達や同僚などに

頼まれたり、誘われたりした時に、無理せず断ったりすることもできるようになり、

以前のように断った後に「嫌われるんじゃないか…申し訳ない」と思うことが無くなった

 

相手の言葉を言葉通りに聞く。そして自分の素直な気持ちに沿って返事をする。

出来ない時もまだまだあるし、「こう言ってるけど、無理してるんだろうなぁ」と思う時もあるけど、

言葉を発した時点でそれは相手の責任だ。察してほしいなんて思わず素直に言えばいいのだ。と

開き直れるようになった。

 

そしていつしか、察してほしいという感情はなりを潜めていた

たったこれだけのことで、少しだけ生きやすくなった。是非ためしてみてほしい

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